世の中には、収入に関係なく、お金が貯まる人と貯まらない人がいます。
そこには、ある共通の習慣や特徴が見られます。
証券会社、保険会社、ファイナンシャルプランナーの経験から、その特徴をご紹介します。
お金が貯まる人の特徴とは
1.家計簿をつけている
家計簿をつけることで毎月の収支を把握し、見合ったお金の使い方ができます。
貯蓄額がわかりますし、将来のためにいくら必要かもわかりますね。
2.財布の中・部屋がきれい
(1)財布
財布の中を整理しレシートやクーポンをチェックすることで、残金や出費の癖が確認できます。
頭の中で収支が整理でき、家計簿をつけるのと同じような効果があります。
(2)部屋
部屋をきれいにしていると、どこに何があるかが分かり、同じような物を購入しなくなります。
部屋の汚れ=心の乱れとなりかけ管理ができなくなります。
ちなみに、物があふれているのは心の安定を図ろうとして無駄遣いが多くなった結果らしいですよ。
3.目標がある
「家を買いたい」「起業したい」「退職後に世界一周したい」などの目標があれば、いつまでにいくら貯蓄するかを設定できます。
目標以外の無駄遣いが少なくなります。
4.早寝早起き
「早起きは三文の徳」という諺がありますね。
朝は集中力が上がり仕事の効率も良くなります。
睡眠時間は7時間くらい十分にとった方がいいそうですよ。
健康的な生活習慣は向上心や仕事も維持し、将来の医療費を削減することにもつながりますね。
5.物を大切にする
お金が貯まる人は、古いものでも今あるものを大切に使い、小銭も大切にします。
そういった気持ちが、無駄な出費を無くし将来大きなお金を得ることにつながっていくのかも知れません。
6.他人にもお金が使える
貯蓄が上手な人は、人付き合いも上手な人が多い傾向にあります。
大切な人への食事やプレゼントなどの心遣いができる人には、お金が廻ってくるようです。
7.決断力がある
仕事も投資も、タイミングというものがあります。
迷って決められない人は、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
8.行動力がある
「貯めよう」「節約しよう」「投資を勉強しよう」と思っていても、思うだけでは1円も増えません。
お金が貯まっている人は、既に行動したことが結果として表れているのです。
9.家族の仲がいい
例えば節約をしようとしたとき、1人で頑張るより家族みんなで協力した方が効果的です。
また家族で貯蓄残高や投資について共有できれば、行き過ぎた投資や将来のライフプランについての心配が少なくなります。
お金が貯まらない人の特徴とは
1.人の儲け話を鵜呑みにする
お金が貯まる人は堅実に節約や貯金をしているため、簡単にお金を使うことはありません。
貯金や投資の方法は、人によってさまざまです。
他人がうまくいっているからと言って、自分もうまくいくとはかぎりません。
2.他人任せにする
お金を増やすということは、本来自助努力が必要です。
「誰かがしてくれる」「失敗したのはあの人のせい」と思うのではなく、自分で調べて答えをみつけてみましょう。
3.「タダ」が好き
「無料」という言葉に引かれて会員になったり、該当アンケートに回答して景品をもらう場合があります。
本当に必要かどうかを考え、お金を払ってでも学びたいという気持ちが強ければ強いほど、お金が貯まるという結果につながるのではないでしょうか。
4.「限定」に弱い
「期間限定」「数量限定」などという言葉で購入する人は注意が必要です。
購買心を煽るワードですが、本当に自分に必要なものかどうかを考えて購入しましょう。
5.100円ショップに毎週行く
物価が高騰し、テレビや雑誌でも特集が多い100円ショップ。
パトロールなみにお店に行く人いますが、必要性よりも安さで不要なものを買ってしまう場合があります。
6.「ついで買い」が多い
足りない食材1つを買いにスーパーに行って、安いからと言って、ついでに他のものも購入してしまうと出費がかさみます。
買うものが1つであればスーパーのカゴをもたないとか、他の売り場は見ないとか工夫してみましょう。
7.衝動買いが多い
その時の感情に任せてお金を使っていては、せっかくの貯金も取り崩しかねません。
お金が貯まる人は、セールバリュー(=再販価値)も意識して、購入しています。
8.外食・コンビニが多い
1人暮らしの場合、自炊している人と外食中心の人では3~4万円ほど差が出てきます。
外食やコンビニは便利ですが、月に1回ずつでもいいので回数を減らしていきましょう。
9.遅刻が多い
約束の時間を守ることは、あらかじめ到着までの計画が必要であり、貯蓄と通ずるものがあります。
遅刻が多い方は、貯蓄力を養うためにも時間厳守を意識しましょう。
まとめ
お金が貯まる人、貯まらない人には、共通の特徴があります。
一見、貯蓄とは関係なさそうですが、実はちゃんとつながっています。
日常、無意識の行動を変えるのは難しいことかもしれません。
まずは簡単なことから行動してみましょう。
※実際の行動は、ご自身の判断でお願いします。
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