まだ間に合う?「株主配当」と「株主優待」

株式投資は、たくさんの勉強が必要だったり、リスクが大きいというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、株式投資には長期間保有してくれた株主に対して企業が利益を還元する「株主配当」と「株主優待」という仕組みがあり、自分の好きな会社を応援しながら配当金と優待をもえるという楽しみがあります。



株主配当とは

企業が株主に利益の一部を分配するものです。

利益が出たからといって必ず支払われるものではなく、配当金の金額、支払われる時期、支払われる回数は銘柄ごとで異なります。

購入した株価に対し1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示した数値を「配当利回り」と言います。投資判断の一つに挙げられ、ここ数年の東証一部の平均は1~2%で推移しています。

※配当利回りの数値は、各投資情報や日経新聞などでも確認できます。


株主優待とは

企業が自社の優待券や、割引券、食料品やオリジナルグッズなどの特典を提供するものです。

保有している株式数に応じて、優待の条件が変わるなど銘柄ごとで異なります。

企業が株主優待を出す目的は、自社のPRと安定した株主の確保が挙げられます。


権利付最終日と権利落ち日とは

権利を受け取るためには、各企業が定めている一定の期日まで株式を購入または保有する必要があります。

株式は「約定日」(市場での購入日)と「受渡日」(実際に株券の受渡しが行われる日・約定日を含めて3営業日目)が異なり、「受渡日」に株式を保有することで株主の権利を受取れます。


例)利益確定日(権利を得られる日)が3/31(水)の場合

3/29(月) 権利付最終日(権利が得られる取引最終日・この日までに購入か保有する)

3/30(火) 権利落ち日(権利付き最終日の翌日・この日に売却しても権利は得られる)

3/31(水) 利益確定日(権利を得られる日)

※企業によっては利益確定日が月末でない場合もあります。あらかじめその企業の権利付き最終日が何月何日なのかを確認しておきましょう。


まとめ

預金金利が低い現在では株式の配当や優待の利回りは魅力的で、利益確定日が集中する3月末が近づくにつれ権利取りのための株式購入が増える傾向もあります。

しかし、株価の急落などで一時的に利回りが上昇していたり、業績によって配当や優待の内容が変更になる場合もあります。

高配当や好条件優待の株式を買う場合は、利回りの高さだけにとらわれず、その企業の業績などを総合的に調べてから購入する必要があります。

※投資は、ご自身の判断でお願いします。